結婚式ムービーは式場に頼む?外注する?メリット・デメリットを解説

結婚式で流すオープニングムービーやプロフィールムービーを、式場に頼むか、外注して持ち込みするか、どちらがよいのでしょうか。

映像会社に勤務していた筆者が、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。

自分たちで調べない限り、結婚式場からは【式場で頼む以外の方法】は教えてくれないので、知っておいて損はない情報です。

よりよい選択をして、後悔のない結婚式ムービーをつくりましょう!

もくじ

結婚式場に頼んだ場合

結婚式場で頼む場合は、あらかじめ用意されたムービーの中から選ぶ場合がほとんどです。
ムービーは【テンプレート】が数種類用意されており、デザインに沿って写真やコメントを用意します。

オープニングムービー料金相場 約4万円〜6万円

プロフィールムービー料金相場 約6万円〜8万円

選べる種類は限られており、自分たちの完全オリジナルでつくりたい場合は、内容によって金額が高くなります。

式場に頼むメリットは?

万が一のトラブルも、式場スタッフが間に入り対応してもらえるので安心

式場が提携(または運営)している映像会社に頼むことで、担当プランナーと相談しながら制作を進めたり、映像会社に直接言いづらいことも間に入って伝えてもらうなど、信頼できるプランナーにそばで見守ってもらいながら制作を進行するため、手厚いフォローが期待できます。

直接打ち合わせができるから、疑問も聞きやすい

式場によりますが、映像制作のスタッフと直接打ち合わせが出来る場合があります。写真の用意の仕方やコメントの書き方など、準備の仕方に不安がある方は、実際に作ってもらうスタッフと顔を合わせることで、安心して制作にのぞめます。

納品までおまかせできる

映像を確認して最終的なOKを出した後は、映像会社が直接式場へ映像を納品し、事前の上映の確認などは式場におまかせできるので手間がかかりません。

みにゃと

式場が責任を持って対応してくれるから、安心しておまかせできるじぇ!

式場に頼むデメリットは?

ムービーの選べる種類が少ない

オープニングムービー・プロフィールムービーは、おおよその構成・写真枚数・デザインが決まっている場合がほとんどで、あらかじめ用意されている数種類から検討することになるため、お気に入りのムービーが見つからない場合があります。

ムービーのクオリティが低い場合がある

ひとつのムービーの【テンプレート】を開発するには、高い技術と時間のコストがかかります。そのため、映像会社に専門スキルを持った人材が不足していたり、頻繁に新しいムービーをつくることが難しく、最新のトレンドを取り入れたムービーを用意するのが難しいことも…。

料金が高い

映像業者は映像の発注があった場合、紹介料を式場に支払う場合があります。その分を上乗せして販売価格を設定するため、金額が高くなる傾向にあります。

みにゃと

式場がどのような映像会社と提携しているかによって、ムービーの質は大きく異なるんだじぇ!

外注業者に頼んだ場合

おしゃれなデザインが豊富な外注の結婚式ムービー業者を利用すれば、式場に頼むよりも料金を節約することができ、手間をかけずにクオリティの高い映像をゲストに楽しんでもらうことができます。

オープニングムービー料金相場 約2万円〜5万円

プロフィールムービー料金相場 約4万円〜6万円

式場で頼むより、おおよそ2〜3万円下がるイメージ。
さらに業者によっては、早めに注文することで早割特典があったり、セットで注文すると割引になるサービスもあるので、賢く活用しましょう。

外注に頼むメリットは?

豊富な種類の中から選べるから、お気に入りを見つけやすい

外注できる結婚式ムービーの業者は豊富な種類のムービーを取り揃えているため、自分たちのお気に入りの映像が見つけやすくなります。
なぜ式場よりも多くの種類を用意できるかというと、結婚式ムービーを専門として制作に力を注いでいるため、常に最新のトレンドを取り入れたおしゃれなムービーをいち早く開発し、サービス提供するのが可能だからです。

式場よりも価格が安い

式場への紹介料という中間マージンが発生しないため、価格を抑えての販売が可能となります。
式場より低価格でクオリティが高い映像をつくれる場合もあるので、ここで料金を抑えて、他の削れない部分を補うのもよいでしょう。

お得な早割&セット特典もあり!自分たちのタイミングで進められる

一般的に結婚準備は1年〜半年かけて行いますが、式場を成約してから実際に打ち合わせが始まるまでに意外と時間が空く場合があります。オープニングムービー・プロフィールムービーを早めに準備しておけば、後々の準備も余裕を持って取り組むことができ、さらに早期申し込みやセットで頼むと割引されるお得な特典もあります。式場との打ち合わせを待たずして、自分たちのタイミングで進められる数少ない準備のひとつです。

みにゃと

全国から注文可能なムービー専門業者だからこそできる低価格・高クオリティのサービス! メリットを感じる部分がたくさんだじぇ☆

値段&クオリティでおすすめできる結婚式ムービー外注業者

おすすめの外注業者をランキングでまとめました

外注に頼むデメリットは?

たくさんの業者の中から、どこがよいのか見極めるのが難しい

自分たちでイチから調べるとなると、たくさんの中から比較検討していい業者を探し出さなければいけません。
ムービーは価格も【ピンからキリまで】あり、安いけれど、ひと昔前の少し古くさい感じのするムービー業者があるのも事実です。開発費用をかけられず、何年も同じテンプレートを使用している可能性があるので、安易に安い外注業者を選ぶのは個人的におすすめしません。

自分たちで納品しなければならない

DVD、Blu-Ray、USBなど、式場によって映像を出力する機器が異なるため、事前にどのような形で上映をするか確認が必要です。ただ、ほとんどの場合はDVDで対応できるのでご安心ください。
また、式場の機器で上映ができるかチェックするため、2週間前までにはムービーの提出をお願いされる場合もありますので、自分たちでスケジュールの段取りを組んで準備を進める必要があります。

映像の持ち込み料がかかる場合がある

全ての映像を外注して持ち込む場合、プロジェクターやスクリーンの使用代として持ち込み料がかかる場合があります。持ち込み料の有無は式場によって様々なので、「ムービーは自分たちで用意したい」と考えているのであれば、式場を成約する際に事前に確認しておくとスムーズです。

みにゃと

持ち込み料金の有無は、成約の際に見積もりを確認しながら交渉できればベストだじぇ!

あなたはどっち?タイプ別におすすめ!

結婚式ムービーを式場に頼む場合と、外注した場合のメリット・デメリットを詳しく解説しました。
自分たちのタイプに合わせて、どちらがよいか検討しましょう。

\式場に頼むのがおすすめの人/
  • 納品までおまかせして、なるべく手間をかけたくない
  • 万が一のトラブルがあっても式場に責任を持って対応してほしい
  • ムービーが気に入るものがあって予算的にもOK
\外注に頼むのがおすすめの人/
  • 豊富な種類の中から、自分たちの結婚式に合ったムービーを選びたい
  • 料金を低価格に抑えたい
  • 自分たちで早めに準備を進めたい

自分たちで早めに動くことができ、クオリティの高いムービーを探したい方は、外注がおすすめです。

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映像制作と一言で言っても

  • カメラで撮影した素材で編集する
    (記録ビデオ、当日エンドロールなど)
  • 映像ソフトを用いてエフェクト等を使用し制作する
    (オープニングムービー、プロフィールムービーなど)

これらは必要となる技術が全く違うため、式場と提携している映像会社に適したスキルを持つクリエイターがいるかどうかで、クオリティにも大きな差が出てきます。


個人的には

式当日の撮影に関する記録ビデオやエンドロールは式場と提携する映像業者に依頼

オープニングムービーやプロフィールムービーなど事前に準備できるものは、低価格かつ高クオリティな外注を利用

など、メリハリをつけることで結婚式全体の料金バランスをとるのもよいと思います。

値段&クオリティでおすすめできる結婚式ムービー外注業者

まとめ

結婚式ムービーは「自分たちの結婚式の雰囲気にピッタリ!」と気に入るかどうかが最大のポイント。
式場のムービーを見せてもらい、ピンとくるものがなければ、外注の業者と比較するのもよいかもしれません。

大事なのは、式場からの案内だけに流されずに色んな選択肢を持つことです。
(黙ってても、誰も教えてくれませんからね…!)

みにゃと

もっと自由に二人らしい結婚式を叶えられるよう、応援してるじぇ〜!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
当日ゲストに楽しんで観てもらえることを想像しながら、後悔しないムービーづくりの参考になりましたら幸いです。



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この記事を書いた人

みなと坂film / micoのアバター みなと坂film / mico ビデオグラファー

夫と猫4匹と暮らすウエディング専門のビデオグラファー。
ブライダル業界歴15年以上・現役フリーカメラマンの管理人が
結婚式ムービーを考えている新郎新婦を応援します。

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